『ドンブリコ!』内容説明

ゲームマーケット2013春もあと一ヶ月近くとなりまして、
そろそろ準備を終わらせる目途くらいは立てないとなーと言うところです。

と、いうわけで
GM2013春に頒布予定の新作『ドンブリコ!』の内容を
概要を説明させていただきます。

こちら、先日のGM大阪でブースに立ち寄っていただいた方や他のゲーム会にて
ベータ版の試遊をしてもらったときに絶賛をいただきましたので、
自信を持って頒布させていただきます。









『ドンブリコ!』

プレイ人数:2~4人
プレイ時間:15分
対象年齢:9歳以上

頒布価格:500円


















↑画像はテストβ版となります。
 現在ポーカーサイズカードを印刷中。正式デザインはこちら
 また、チップはガラス製の単色おはじきになります。



【ワンポイントセールス】


童謡「どんぐりころころ」を題材としたカードゲームです。
かわいらしい絵柄とわかりやすいルールで
子供から大人まで楽しめるジレンマゲームです。

場のカードに手札のカードをくっつけて1~6の数字を作ろう!
池が描かれたカードはマイナスだけど
どじょうカードをくっつければプラスになるぞ!




【内容物】
















・カード16枚(どんぐりカード10枚・どじょうカード2枚・池カード4枚)
・得点用チップ50個


【ゲーム概要】


場に並べられたカードと手札を合わせて1~6の数字を作り、
点数を獲得していくゲームです。



【ゲームの準備】

プレイ人数に応じた個数のチップを各プレイヤーに配ります。(これを「手持ちチップ」とします。)
手持ちのチップがそのままプレイヤーの点数となります。
残ったチップはチップ置き場に置きましょう。
適当な方法でスタートプレイヤーを決め、ゲーム開始です。


【ラウンドの開始】

場にプレイ人数分のカードを並べます。(これを「列札」とします。)
残りのカードは手札として各プレイヤーに配ります。
4人プレイですと、4枚が場に並べられ、各プレイヤーに3枚ずつ配られます。

スタートプレイヤーから手番となります。


【自分の手番で出来ること】

プレイヤーは自分の手番のときに、2つの行動のいずれかを行います。

1.手札からカードを1枚出し、場に並んでいる任意の列札にくっつける。
2.カードがくっつけられて2枚以上になっている列札を引き取る。

プレイヤーがすること、出来ることはこの2つだけです。


【列札にカードをくっつける場合】


手札からカードを1枚選び、いずれかの列札にくっつけます。
このとき、表向きにしてくっつけるか裏向きにしてくっつけるかを選びます。

表向きにくっつける場合は、そのプレイヤーはチップ置場からチップを1個取り、
手持ちチップに加えます。(チップを1個もらえる
裏向きにくっつける場合は、そのプレイヤーは裏向きに置いたカードの上に
自分の手持ちのチップを1個置きます。(チップを1個支払う



【列札を引き取る場合】


場にカードがくっつけられて2枚以上になっている列札がある場合、
その列札を引き取ることができます。



引き取った列札に裏向きカードがある場合、乗っているチップごと引き取ります。
引き取ったチップは手持ちチップになります。

列札を引き取った時点で、その列札に並んでいるカードの点数を合計します。


合計点数が1~6であった場合、その点数に応じたチップを獲得します。
合計点数が7以上であった場合、バーストとなり、
6との差分のチップを手持ちチップからチップ置場に支払います。
合計点数が0以下であった場合、バーストとなり、
1との差分のチップを手持ちチップからチップ置場に支払います。
列札を引き取ったプレイヤーは、手札が残っていたとしてもいったんゲームから抜けます。
次のラウンドまでパス扱いとなります。



【点数計算方法】



どんぐりカードはプラス点として計算します。
1と5が両方記載されているカードは1か5のどちらかとして計算します。

どじょうカードは0です。プラスにもマイナスにもなりません。

池カードはマイナスとします。
ただし、その列札に1枚でもどじょうカードが入っていた場合は
その列札にある池カードはすべてプラスとして計算します。




【列札を引き取ったとき、点数が6だった場合】

引き取った列札の合計点数がちょうど6だった場合、そのプレイヤーはチップを6枚獲得し、
まだ列札を引き取っていないプレイヤーがいたとしてもそのラウンドが終了します。




【ラウンドの終了】

全員が列札を引き取る誰かが6点を獲得する誰も列札を引き取れなくなる
のいずれかでそのラウンドの終了となります。

手札がなくなった時点で2枚以上の列札が場に残っている場合は、
必ず列札を引き取らなければなりません。
逆に手札がなくなった時点で2枚以上になっている列札が場になかった場合は
列札を引き取ることが出来ません。

そのラウンドで最後に列札を引き取ったプレイヤーが次のスタートプレイヤーとなり、
「ラウンドの開始」から繰り返しとなります。




【ゲームの終了】

ゲームの終了条件は以下の2つです。
・いずれかのプレイヤーの手持ちチップが20点を超えたラウンドの終了時。
・チップ置場にチップがなくなったラウンドの終了時。

上記ラウンド終了時に、最終得点として最も多く点数を獲得したプレイヤーの勝利となります。



ルール説明ここまで=================



以下に簡単な図を交えてプレイ内容を説明したいと思います。



<1.ゲームの準備~スタート>



チップを各プレイヤーに3つずつ配ります。
カードをシャッフルし、プレイ人数分(画像の場合は4枚)のカードを場に表向きに並べます。
(今回は左から「4」・「2」・「1or5」・「-2」)

残りのカードを各プレイヤーに均等になるように配ります。
スタートプレイヤーを決めてゲームスタートです。
(画像では各プレイヤーのカードが伏せてありますが、
 手札ですので各プレイヤーが手に持っている形になります。)




<2.青プレイヤー手番>



スタートプレイヤーは青プレイヤー(画面下)になりました。
手札からカードを出し、場に置いてある列札にくっつけました。
(「2」の列札に「-1」をくっつける)
青プレイヤーは表向きにカードをくっつけたので、チップ置場からチップを1枚獲得します。(+1枚)
手番が青プレイヤーから黄プレイヤーに移ります。




<3.黄プレイヤー手番>



黄プレイヤーは手札から列札にカードをくっつけました。
(「1or5」の列札に裏向きのカードをくっつけた)
そのとき裏向きにしてカードをくっつけたので、
黄プレイヤーは自分の手持ちチップから1枚を支払い、カードの上に置きました。(-1枚)
手番が黄プレイヤーから赤プレイヤーに移ります。


<4.赤プレイヤー手番>



赤プレイヤーは列札を引き取る行動を選択しました。
(点線で囲った列札)


<5.赤プレイヤー点数計算>



列札を赤プレイヤーの手元に寄せ、点数計算を行います。
まず裏向きカードに置いてあったチップを手持ちチップに加えます。(+1枚)
次に裏向きカードを表向きにし、引き取った列札全ての数字を合計します。
表向きのカードは「1or5」、裏向きのカードは「2」でした。
「1or5」のカードを「5」として計算しますと「5」と「2」で7となりバーストとなってしまうので
赤プレイヤーは「1or5」のカードを「1」として計算して「1+2」で合計3となりました。
赤プレイヤーはチップ置場からチップを3枚獲得します。(+3枚)
赤プレイヤーは、手札が残っていますが列札を引き取ったためこのラウンドは終了となりました。


<6.緑プレイヤー手番~青プレイヤー手番~黄プレイヤー手番>



緑プレイヤーは手札から列札にカードをくっつけました。
(「4」の列札に裏向きでカードをくっつけた)
そのとき裏向きにしてカードをくっつけたので、
緑プレイヤーは自分の手持ちチップから1枚を支払い、カードの上に置きました。(-1枚)



青プレイヤーは手札からカードを出し、場に置いてある列札にくっつけます。
(「-2」の列札に「4」をくっつけた)
青プレイヤーは表向きにカードをくっつけたので、チップ置場からチップを1枚獲得します。(+1枚)



黄プレイヤーは手札から列札にカードをくっつけました。
(「-2」・「4」の列札に裏向きのカードをくっつけた)
そのとき裏向きにしてカードをくっつけたので、
黄プレイヤーは自分の手持ちチップから1枚を支払い、カードの上に置きました。(-1枚)


<7.緑プレイヤー手番>



緑プレイヤーは列札を引き取る行動を選択しました。
(点線で囲った列札)


<8.緑プレイヤー点数計算>



列札を緑プレイヤーの手元に寄せ、点数計算を行います。
まず裏向きカードに置いてあったチップを手持ちチップに加えます。(+1枚)
次に裏向きカードを表向きにし、引き取った列札全ての数字を合計します。
表向きのカードは「4」、裏向きのカードは「5」でした。
「4」と「5」の合計で9となりますので、緑プレイヤーはバーストとなります。
緑プレイヤーは9と6の差としてチップ3枚を手持ちチップからチップ置場に返します。(-3枚)
緑プレイヤーは、手札が残っていますが列札を引き取ったためこのラウンドは終了となりました。


<9.青プレイヤー手番>



青プレイヤーは列札を引き取る行動を選択しました。
(点線で囲った列札)


<10.青プレイヤー点数計算>



列札を青プレイヤーの手元に寄せ、点数計算を行います。
まず裏向きカードに置いてあったチップを手持ちチップに加えます。(+1枚)
次に裏向きカードを表向きにし、引き取った列札全ての数字を合計します。
表向きのカードは「4」と「-2」、裏向きのカードは「0」でした。
列札に「0」カードを含んでいる場合、その列札にあるマイナスカードはプラスになります。
「4」と「2」の合計で6となりますので、
青プレイヤーはチップ置場からチップを6枚獲得します。(+6枚)


<11.合計が6の場合の処理>



青プレイヤーは、手札が残っていますが列札を引き取ったためこのラウンドは終了となりました。
また、引き取った列札の合計点数が6だったため、
そのときにまだラウンドを終了していないプレイヤーも強制的にラウンド終了となります。
(この例ですと黄プレイヤーもラウンド終了となります。)


最後に列札を引き取った青プレイヤーが次のスタートプレイヤーとして
次ラウンドを開始します。



以上の内容を繰り返し、一番多く点数を獲得出来たプレイヤーの勝利となります。



プレイ説明ここまで=================


いかがでしたでしょうか?

コンセプトは
我が有限浪漫が毎回絶対に外さないことをモットーとしている

「安価で、大人から子供まで、短時間で、何度でも遊べるゲーム」

という内容は当然のごとく入れ込みまして、
さらに今回は

「可愛らしい絵柄と和やかな題材で油断させておいて
読み、ブラフ、計算力を要する真剣勝負ゲームをやらせよう

という要素をぶち込んでおります。


皆様、どうぞ有限浪漫ブースにお立ち寄りください。

ゲームマーケット2013春、有限浪漫ブースは510となっております。



以上、よろしくお願いいたします。

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